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2011 Jリーグdiv.1 第三節 柏レイソルvsベガルタ仙台

2011.07.10 23:20  Football

シーズンが終わった後にそのシーズンを振り返って

あの試合が大きかった

と感じる試合がある。
それはもちろん良い結果だけではなく
悪い結果になった時にも思うことだ。

チームがいい方向に、あるいは悪い方向に行ったきっかけと言えるような試合。
歯車が噛み合いだした、あるいは狂いだしたと言えるような試合。

そしてその試合の前から

この試合はきっと大きな意味を持つ

と感じさせる試合がある。

仙台との首位攻防の試合となったこの試合は
まさにそういうことを思わせるものだった。

IMG_1539_org.jpg

単に首位陥落の可能性があるというだけではない。
先週完膚なきまでに叩きのめされた試合の後であり
攻撃の要のレアンドロを出場停止で欠く試合でもある。

さらに言えば、
ホームで3連敗した後のホームゲームであり
そのひとつはナビスコカップのホームで負けた仙台戦ということもある。

同じ相手に、上位を争う相手に、
ホームで連敗するわけにはいかない。
まして今月は仙台とアウェイでも2試合あるのだ。
苦手意識を持ってしまえばより苦しくなるのが勝負事だ。

いろんな要因が重なっている。
負けるわけにはいかない、
そういう意識はチームにはもちろん、サポーターにもあったはずだ。

それは仙台サポーターも同じだろう。

IMG_1540_org.jpg

少し調子を落としているのかもしれないし
内紛のような報道もなされていた。
勝つことで歯車を良い方向に回していきたいと目論むのは
むしろ当然の話だろう。

動員力のある仙台だからアウェイのチケットも完売していて
満員の日立台での試合になることも予想された。
負けられない、負けてはいけない要素が満載された試合だったのだ。

案の定、試合は非常にタフなものとなった。

仙台の選手は本当に良く走る。
そして守備で必ず体を張る。

組織で攻め、組織で守る相手を崩すのは
いつの場合も決して簡単なことではない。

梁勇基、あるいは松下がボールを持つと
柳澤や赤嶺が裏を狙う動きを執拗に繰り返す。
あるいはGKからのパントを赤嶺が競ると
そのこぼれ球を柳澤が狙う。

質の高いカウンターにも何度も冷やりとさせられた。

柏の攻撃や守備が悪かったわけではないと思う。

ワグネルの代わりに入った橋本は
持ち前の攻撃力を発揮しただけでなく
守備においても相手の右SBをきちんと抑え切った。

マッチアップする相手のSBが足を攣らせて交代したのは
それだけ橋本が消耗させていた証だろう。

それはもちろん、橋本だけではなく、兵働、澤、田中、北嶋が
連動して動いたからでもある。
途中出場の水野も持ち味を出そうとしつつも
今後なお一層の連携の充実も期待させてくれた。

気負いが見られたようにも思うが
初出場であれだけ積極的に仕掛けられるのはやはりさすが。

IMG_1549_org.jpg

レアンドロ程の攻撃力は無くても
彼らはその分献身的に動く。
守備面においては今日の柏の方が遥かに安定はしていただろう。

もちろん守備の安定に大谷と栗澤の奮闘があるのは間違いない。

両チームとも組織が破綻することはなく
攻守の切り替えが早い良い試合になった。

最後の最後で決勝点を澤が決めてくれたのは
本当に嬉しかった。

IMG_1551_org.jpg

IMG_1552_org.jpg

後半試合終了間際、クロスが入り、それをヘディングして
ボールがゴールに吸い込まれ、ネットを揺らす。

サッカーを見ていて、この瞬間に優るカタルシスはない。

北嶋が相手のボールをカットした守備も見逃せない。

試合終了の瞬間、北嶋がバックスタンド前でボールをキープし
マイボールのスローインにしたところでゲームが終わったのだけれど
その瞬間の北嶋のガッツポーズとそのあとのへたり込む姿が
今でも目に焼き付いている。

最後まで本当に良く走った。

IMG_1541_org.jpg

酒井のクロスも本当に良かった。
そのクロスを上げる時間を稼ぐために
サイドをデコイになって駆け上がったのが
ここまで奮迅の働きを見せていた栗澤だったのも驚きだった。

栗澤と大谷は、おそらくネルシーニョからは
守備のリスクマネージメントをメインにタスクを与えられているはずだ。
豊富な運動量で柏の守備の安定に大きく貢献している栗澤だけれど
連戦の間もずっと出場している。
疲労が蓄積されていないはずがない。

その選手が93分走った後になお
サイドをデコイランできるのだ。

思えば後半30分くらいの田中順也の惜しいシュートのシーンも
栗澤のドリブル突破からだったと思う。
目立たないポジションではあるけれど
柏の躍進を支えているのは間違いない。

菅野のセービングも素晴らしかった。
ロスタイム直前のシュートは
菅野クラスでないと決められていたかもしれない。

タフな相手ではあったけれど
大きな大きな一勝だったと思う。

日程が詰まっていて大変だろうけれど
どうか故障することなく
良いパフォーマンスを見せて行ってほしい。

最後に。

日立台というスタジアムが僕は本当に好きだ。
大きくもないし、設備もしょぼいけれど
こんないいスタジアムは無いと思っている。

手を伸ばせば届きそうな所で選手が競り合い、
その息遣い、指示の声まで聞こえる。

当然観客の反応もダイレクトに伝わる。

だから汚い野次は要らない。

ゴール裏から何度も相手の選手に汚い野次を飛ばしていたサポーターがいる。
バックスタンドにも聞こえてきた。
人種差別でもなければ放送禁止用語でもないけれど
ああいう野次に自浄作用が出るようなスタジアムであってほしいと思う。

以前問題になったハーフナーマイクへの野次は、
僕の周りには聞こえた人はいなかったし、他にも証言はでなかったから
それはおそらく無かったはずだ。
あればこうやって他の観客に必ず聞こえるし
それに対して僕のように反発する人間は必ずいるからだ。

試合終了時の音声については
個人的には無くてもいいとは思うけれど
それは反対するまではいかない。

僕は選手のヒーローインタビューを聞きたいけれど
柏音頭やバカボンを流してもそれはしょうがないだろうとは思う。

でも。

見苦しい野次は要らない。

この日の仙台の選手のプレーは
そういう野次に値するようなものではなかった。

むしろ最後まで良く走ったし良く戦っていた。
サッカー好きとして、このタフな相手には称賛の声を送りたい。

そういう相手に柏が勝ったから
余計嬉しくなるのだから。
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